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しょうゆの保存場所と保存方法

しょうゆの画像

醤油(しょうゆ)は料理と食卓用、どちらでも活躍する調味料です。大豆・小麦・塩・麹を原料としており、長い時間をかけて発酵・熟成させて作られています。使用する機会が多い醤油ですが、開封後の保存方法や保存期間に悩むことも。

醤油は一度栓を開けると開けると空気に触れるため、酸化が進み、徐々に風味や品質が落ちてきます。料理の味の決め手となることが多い醤油は保存状態がとても大切です。こちらのページでは、開封前・開封後の醤油の保存場所をご紹介しています。

開封前は常温で保存する

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濃口醤油と薄口醤油、どちらも開封前は冷暗所で保存する

開封前の醤油は常温で保存することができます。直射日光は避け、涼しい場所場所(冷暗所)での保存がおすすめです。

開封前の保存期間の目安は、濃口醤油で約1年半、薄口醤油で約1年。長く常温保存できる調味料ですが、本来のおいしさを味わうためにストックしすぎず、使いきれる範囲で購入しましょう。

開封後:冷蔵庫に入れて保存する

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開封後、約1ヶ月で使い切るのが美味しさを保つポイント

開封後の醤油は空気に触れることにより酸化が進み、少しずつ風味が落ちてきます。開封後は容器のキャップをしっかりと閉めて、冷蔵庫での保存がおすすめです。約1ヶ月で使いきれる量が醤油選びの目安になります。出し入れがしやすい冷蔵庫のドアポケットでの保存が便利なので、少量タイプの醤油が重宝します。

食卓で使用するため醤油差しや小型容器に醤油を移す場合は、約1週間で使いきれる量が目安です。

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キッコーマン「いつでも新鮮シリーズ」は開封後も常温で保存する

醤油製造メーカー「キッコーマン」が販売している「いつでも新鮮シリーズ」を使用している人も多いと思います。さしみ醤油も販売しており、保存しやすいスリムなパッケージも魅力です。

開封後の醤油は冷蔵庫保存が基本ですが、「いつでも新鮮シリーズ」は常温で保存します。(キッコーマン公式サイト・しょうゆのQ&Aに掲載あり)

濃口醤油と薄口醤油の違い・使い分けについて

濃口醤油と薄口醤油の画像

基本は「濃口醤油」を選ぶ

醤油は、基本的に「濃口醤油(こいくちしょうゆ)」を選びます。香りが高く、旨みとコクがある濃口醤油は料理全般に向いており、調理用と食卓用どちらでも使用することができます。常備する醤油選びに迷った場合は、濃口醤油を選びましょう。

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「薄口醤油」は色が淡く、塩分が高め

薄口醤油は色が淡いのが特徴です。吸い物や煮物など、食材の色をいかした調理に向いており、料理を上品な色に仕上げたい場合に活躍します。濃口醤油の塩分が約16%なのに対し、薄口醤油は約18%と塩分が高めです。

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運営者:ぱんくま

1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。

家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!

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