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きゅうりを長持ちさせる、おすすめの保存方法と保存期間

きゅうりの画像

6月〜8月に旬を迎えるきゅうりは、スーパーマーケットなどで一年中購入することができる野菜です。きゅうりやナスなどの「ぶらり野菜」は、冷たいところに弱く、冷蔵室での保存には向いていません。

きゅうりの主な保存方法は「野菜室での保存」と「冷凍保存」の2種類です。冷蔵保存は、きゅうりをカットすることなくく、そのままの状態で保存することができます。こちらのページではきゅうりの保存方法を写真と一緒にご紹介します。

保存場所 冷蔵庫の野菜室
保存期間 約1週間
用意するもの キッチンペーパー(または新聞紙)・ポリ袋
保存のポイント 水気を拭き取る。ヘタを上にして立てて保存する
保存場所 冷凍庫
保存期間 約3週間
用意するもの 塩・ラップ・冷凍用保存袋
保存のポイント 小分けにしてラップに包む

きゅうりは「冷蔵庫の野菜室」で保存する 【保存期間:約1週間】

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キッチペーパーできゅうりの水気を拭き取る

きゅうりは「低温」と「水気」に弱い野菜です。保存する前にキッチンペーパーで水気をよく拭き取ってください。表面の水気が残っていると、傷む原因になります。

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1本ずつキッチンペーパー(キッチンタオル)で包む

水気を拭き取った後は、キッチンペーパーできゅうりを1本ずつ包みます。キッチンペーパーがない場合は、新聞紙でも代用可能です。キッチンペーパーで包んだきゅうりをポリ袋に入れ、軽く口を結びます。

※ キッチンペーパーの役割:水分を取る・冷気を遮る・乾燥を防ぐ

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ヘタ(枝付き)が上になるように、野菜室で立てて保存する

きゅうりは「野菜室で保存」が鉄則です。冷蔵室で保存すると低温障害を引き起こし、早く傷んでしまいます。

きゅうりは立てて保存するのがおすすめです。畑で育っている時と近い状態で保存することで、野菜も呼吸がしやすくなります。きゅうりのヘタ(枝付き)が上になるように立てて保存します。

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野菜を立てて保存する場合は、ペットボトルの容器も便利

野菜を立てて保存する収納グッズがない場合は、2Lのペットボトルを活用するのもおすすめです。ペットボトルを縦半分より下くらいの位置でカットして使用します。切り口は切れやすくなっているので、テープなどで補強すると使いやすくなります。

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きゅうりを「冷凍庫」で保存する 【保存期間:約3週間】

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きゅうりを薄切りにし、塩もみをする

きゅうりをより長く保存する場合は、冷凍保存が便利です。冷凍保存の場合は、きゅうりを薄い小口切りにします。きゅうり1本につき「塩小さじ1/4」で、塩もみ。5分ほど置いて、水分をしっかりとしぼります。

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小分けにし、ラップで包む。冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ

塩もみをしたきゅうりを小分けにし、薄くした後にラップで包みます。冷凍保存に対応した保存袋に入れて、冷蔵庫に入れれば完了です。

解凍方法は、自然解凍がおすすめ。調理する時は、半解凍状態で水気をしぼって使用します。

きゅうりを板ずりするのはなぜ?理由と効果

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板ずりをすることでトゲ(イボ)が取れ、色が鮮やかになる

きゅうりを食べる場合は、下ごしらえとして「板ずり」をするのがおすすすめです。板ずりすることで表皮のトゲが取れ、きゅうりの発色がよくなります。きゅうりが持つ生臭さやえぐみを取ってくれるのも嬉しいポイントです。板ずりをする前は、きゅうりを水でしっかりと洗いましょう。

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食感が滑らかになり、味が染み込みやすくなる

まな板の上によく洗ったきゅうりを置きます。きゅうり1本につき小さじ1の塩をかけ、両手でよく転がします。(※写真は本人撮影のため片手になっています)

板ずりをした後は、塩を洗い流して完了です。板ずりすることで食感が滑らかになり、味が染み込みやすくなります。

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運営者:ぱんくま

1984年生まれ、兵庫県在住の主婦・ウェブデザイナー。食べることが大好きで、おいしい食べ方を考えたりやソースづくりにチャレンジしています。

家事や料理は「なんとなく分かっているようで、実は知らないこと」が多く、料理本や家事本をよく読んでいました。こちらのサイト「おいしいメモ帳」では、知っておくと便利な料理の基本や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介しています!

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